タレント&女優であり、また新潟食料農業大学客員教授、地域再生大賞選考委員で活躍される、大桃美代子さんの公式YouTubeチャンネル「MOMOCHANNEL」に、弊社代表・水野大人(みずのひろと)が出演させていただきましたので、ご紹介します。

チャンネルでは、「地域活性化に必要なこと」について、益子WEB陶器市で得た経験や水野の想いも含めて、大桃美代子さんとざっくばらんにお話をしました。

大桃美代子さんとの出会い

大桃美代子さんとは、共同通信社+全国地方紙が共催する「地域再生大賞」にノミネートされた時の、選考委員とのリモート面談で出会う機会をいただきました。

面談の中で各委員の方が「益子WEB陶器市」について熱心にお話しを聞いてくださる中、大桃美代子さんは更にその立上げを担った水野の活動にも興味をもっていただき、選考委員後も個別にメッセージなどで繋がっておりました。実際に、dAgoraが当時取り組んでいた、星野リゾート 界鬼怒川様と益子焼販売店の(有)陶庫様・民芸店ましこ様とのジョイントプロジェクトにも興味を持っていただき、界鬼怒川様で実際の体験までしたいただくなど、その知的好奇心や行動力に大変驚きました。

この出会いから、今回の公式チャンネルへの出演が生まれました。

益子WEB陶器市とは?

 2020年4月のコロナ禍で、50年の歴史で初めて中止を余儀なくされた栃木県益子町の最大のイベント「春の益子陶器市」。
 例年40万人以上の来場者数を誇り、益子町で活動される作陶家や窯元、お店はもちろん、町外からも多くのクラフト作家が集まる同イベントは、益子を象徴するイベントでした。
この陶器市がコロナ禍で中止が決まった際に、益子の陶器市関係者と一緒に水野が立ち上げたオンラインイベントが益子WEB陶器市です。

 益子WEB陶器市は、約3週間の短期間で立上げ、迎えた第1回目は22日間の期間で約4,700万円の販売を創出し、陶器市中止で苦しんだ作陶家・窯元の売上創出に臨時的に貢献しました。また、これ以降も期間を置いて開催され、2021年4月には第3回目の開催につながっています。

 第2回目以降から、出品される作陶家・窯元の皆さんに作品登録などの運営の一部を担っていただくことで、イベント自体が継続できる仕組みを構築した他、出品者のデジタルに対するリテラシーを底上げし、出品者の中にはご自身でECを立ち上げるなどの方も続出。

 また、これまでペンと紙でつけていた帳簿などは、益子WEB陶器市で学んだGoogleスプレッドシートなどを駆使し、データを活用した作陶活動の計画や、売上分析をされる方もいたりと、地域ビジネスのDX化に微力ながらも貢献しました。